事業内容

東邦工業の強み

  1. 生産技術・金型工作・製造・品質保証の連携により試作から立上げまで短納期
  2. 革新的な金型の設計製作で生産コストの低減
  3. 社内開発による組み立て機械の設計・製作
  4. 保有する生産設備をフル活用しコスト競争力を確保

生産技術

高効率生産を考える
単列玉軸受用波形保持器(リテーナ)専用工場として現在月産150型番、3,000万枚を生産しています。
システム化を考える
現在「かえり無し剪断」加工法を進化させ、親・子・孫・と一材3型番かえり無しブランク加工法を確立。バリがないという特徴があります。 さらに同加工技術をベースにリテーナ新生産システムを構築、さらなる無人化生産に挑戦、高効率生産を目指しています。
エコロジーを考える
新生産システムは材料歩留りの大幅向上と共に、従来行なわれていた製品表面処理が不要となり、汚水発生ゼロを可能にした環境に優しい生産システムです。

製造工程

プレス工程(ブランキング・トランスファープレス)

ブランキングと呼ばれる工程で、コイル材よりドーナツ形のブランクを打ち抜きます。

ブランクには「普通抜き」と「かえりなし」があります。次にトランスファープレスと呼ばれる工程で、ブランクからリテーナを成形します。

リベット挿入後

組立(リベット挿入)

リテーナはリベットを挿入したものと、そうでないものをあわせて1セットになります。リベット挿入は専用機にて行っています。

洗浄・防錆工程

生産されたリテーナは要求された清浄度を満たすべく洗浄・防錆処置が施され、梱包・出荷となります。

主要設備

NCフライス盤(山崎技研)

5軸複合加工機(Mazak)

ワイヤー放電加工機(三菱電機)

CNC旋盤(AMADA)